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笑いを目的としたオイラの経験日記・・・たぶん  (Mさんに書いてもらいました♪最高~♪ありがとうね)
by panyanowakki
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親父の背中

俺のオトンは背は低いけど、体はガッチリしてる。
親父は結婚するまで自衛隊で働いてたらしい。

小さい頃のオトンは怖いとしか印象がない。
気は短く、喧嘩早い。
ヤクザとも平気で喧嘩する男だ。
そして、今では珍しいくらい亭主関白だ。

家では毎日のように夫婦喧嘩が絶えなかった。
幼い頃の俺はその度に、震え泣くだけだった。

怒鳴り声が響き、オカンはよく泣いていた。
俺も耳を塞ぎながらどれくらい泣いただろう・・。
何度も自殺を考えた。

オカンの口癖は「あんな、お父さんになったらアカンで」だ。
オトンが嫌いだった。
家族が嫌いだった。

高校になりグレかけた事もあったが、人の道を外すような事はなかった。
高2の春頃、酒に溺れたオトン。今日もオトンは怒鳴っている。
俺は初めてキレた。

「ええかげんに、せんかい。」
オトンと俺の怒鳴り声。
振り上げたこぶしはオトンの顔を思いっきり殴った。

オトンは家を出て行った。
握り締めたこぶしはやり場がない。
10日くらい帰って来なかっただろうか・・。

帰ってきたオトンと話す事はなかった。
そして、俺も家に帰らないようになった。
ツレの伸矢の家に泊まってた。

ある日、担任の先生から呼び出される。
「お前、家に帰ってないらしいな。」
「・・・はい。」
「お前のお母さんから電話があった。理由は聞かん。お前も帰らない理由があるのだろう。でもな、親に心配かけるな。」

「・・・すみません。」
その日、俺は家に帰った。

オカンは、いつものように俺に接してくる。
オトンは相変わらず俺に対して無言だ。

この家には俺が安らげる場所がない。
その歳の冬、俺は事故を起こした。

24時間、意識不明の状態でオトンは、ずっと病院で俺が目を覚めるのを待ってたらしい。
俺が意識を取り戻して、オトンは何も言わず、家に帰った。

俺はそれを知った時、ただ涙がでた。

悲しかったんじゃない。
嬉しかったんじゃない。
ただただ、自分の馬鹿さに涙が出た。

半年ほど前唄を作った。

「家族が家族であるために」

悲しみは捨てて 来たはずなのに
何故遠くを 見てしまうのだろう?
少年のように 無邪気に笑っていたいだけ
笑えば尚更 心が泣いた

息が詰まるほど 脅えていた暮らし
割れた窓から 悲鳴という風が吹く
ここで死んだら 楽になれるのかな?
生きろと誰が 言えるのだろう

未来など望む すべは無かった
生きる意味さえ 見失っていた
当たり前にように ひたすら生きていたいだけ
歩けば尚更 胸を叩く

薄暗く狭い 階段の下
母はいつも 独りで泣いていた
ここで生まれた 寒すぎる家族の行方
耐えろと誰が 言えるのだろう

家族の中の 愛情と言う小さな幸せは
私が思うよりも 深さがあったみたいだ
疲れ果てた 母の手のひら
誰よりも誰よりも 苦労を知っています


ひたむきに働き 続きた背中
泥にまみれた 涙を汗に変えた
多くを語らない 無言の瞳の中
背負えば尚更 酒に溺れた

怒鳴り始めた 重なる痛みに
耐え切れず 父の頬を殴った
そして父が家を出て 母が泣き私が泣き
泣くなと誰が 言えるのだろう

家族の中の 絆と言う小さな繋がりは
私が思うよりも 大切だったみたいだ
汗にまみれた 父の背中
誰よりも誰よりも 輝いています



苦しみが悲しげな 最後の選択を
成すすべも無く 未来を進む時
初めて見せる 弱さという心
言葉は尚更 痛みを知る

幸せが突然 崩れ落ちた時
悩み続けた 2人の子ども達へ
父と母は 暮らせなくなったんだよと
優しく誰が 言えるのだろう

家族の中の 安らぎという小さなひと時は
私が思うよりも 素晴らしかったみたいだ
言葉にできない 姉の優しさ
誰よりも誰よりも 心打たれます

私の中の 家族と言う大きな存在は
私が思うよりも 愛していたみたいだ
だから願うのならば 強く生きたい
誰よりも誰よりも 守りたいのです




今、親父は歳を取って働いていない。
頭もハゲ、あんなにガッチリした体もやせてきている。
血圧が高く病院にも通院している。
朝から晩まで趣味の畑で野菜や果物を作っている。
働けない親父は、その野菜を安く売っている。
人に見られれば、恥ずかしい光景だ。
この恥ずかしい光景を今、ここで言った事が初めてで誰にも言ってない。

高3の頃、親父が始めたこの光景が恥ずかしかった。
親父もきっと恥ずかしかっただろう。
貧しい暮らしの中で生きてゆく為にした事だ。

あんなに嫌いだった親父が好きでたまらない。


たまに、電話すると親父はいつも申し訳なさそうな声で「いつも、すまんな。」と最後に言う。

小さくなった親父の背中。
だけど、その背中は誰よりも大きい。

人には見せられない光景。
この、みっともないくらいの恥、そして親父。

俺が1番誇りに思えるものだ。
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by panyanowakki | 2005-08-20 04:22 | 今考えやんと、いつ考えんねん
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