人から学ぶ |
今回「今、考えやんと・・・」です。興味ない方はスルーして下さい。 日本って何やかんや言っても豊かで平和だよね。 そら、殺人事件も起こったりするけど恵まれた国だと思う。 日本人のほとんどの人が暮らすのに何の不自由もないし。 贅沢やわがままを言えばきりが無い。もっと自分が豊かにもっと自分が安全である為に人を蹴落とす事を覚える。蹴落とすって言ったら大げさかも知れないけど、社会に出れば嫌でもそう感じる時がある。 競争社会。テストや能力、競い合う偏差値は学生の頃から植え付けられる。 オイラは高校の時から勉強をしなくなった。だから馬鹿なんだけどね^^ 就職も学歴社会。高学歴の方が一流と呼ばれる企業に就職内定されやすく、もちろん給料も良い。 人並みの幸せと裕福を手に入れる為に生活する故で金というものは必要になる。 こればかりはどうしようもない。 家族を持ってる人なら家族を守る為にやっぱり必要になる。 知恵をつけるんだ、人を蹴落とす為に。 人を踏み台にするんだ、より多くの金を得る為に。 とても悲しい事だよ。だからオイラは金が嫌いな理由の1つでもあるんだけど。 毎日を目的も無く、夢も無く、「平和」という湯船にのうのうと首までどっぷり浸かって平和ボケしてるオイラですが、死ぬまでに行ってみたいところがある。 この記事見てる人は海外なら何処に行ってみたいのかな? 女性ならフランスやイギリスお洒落な国に行ってみたい人もいるだろうね。 自然が好きな人ならオーストラリアやニュージーランドに行ってみたい人もいるだろうね。 海が好きな人ならハワイやサイパンに行ってみたい人もいるだろうね。 オイラはパスポートも持ってなくて海外に行った事がないのだけど行ってみたい国がある。 それはインド。 特に宗教とか関係なく、ただ観光という目的でもなく、現地の人と交流を持ち学びたいと思う。 インドという国は治安は場所によってはやっぱり良くない。 場所によっては道路に牛が寝てたりwトイレもままならなかったり。 言い方が悪いが、路地裏には死を待つ痩せた老人や乞食がいて、道行く人に恵みを請う。 ガンジス川の周辺で住む民族。 死んだ人間は真っ黒に燃やされ、灰になりガンジス川に流される。 聖なる川と呼ばれるガンジス。この川でそこに住む人は身を洗う。 貧困でボロの身を纏い、決して裕福とは言えない。 だけど暮らすのに何の理屈もいらないんだ。 困った時の神頼み。人間の悪いところ。 貧困だからこそ大切な事を知る人々。 「Where is god?」(神様は、何処にいるんですか?)とたずねたら、老婆が言った言葉。 「Here」(ここに) 老婆は笑いながら自分の胸を指したそうです。 ああ、なんて素晴らしい人なんだろう。 日本人が困難にあった時、悲しい時、苦しい時、同じ事を聞かれたらこんな事が言えるだろうか? 文化が違う?そんな事はない。同じ人間だ。 ベナレスの海岸に並ぶヒンズー寺院。 死期が近いと感じた老人は、少しずつ貯めたお金を持って遥々遠方から何日間もかけてここに集まるそうです。そして死を迎えるまでここで暮らすそうです。 死んだ人間が燃やされ灰になるまでのエネルギー。 たった600ワットの明るさ。 人間の命のともし火がたったそれだけの明るさ。 それを知った時、無性に生きなきゃって思う。 悔しいんだよ。人間の一生がそれだけの明るさなんて。 もっと、もっと人間は輝けるはず。 インドに行って人間の心を学びたい。 あるアーティストのフレーズが心に響いた。 さよなら 名も知らない死人たちよ あなたのように 強く死ぬまで生きようと |
by panyanowakki
| 2006-02-17 06:30
| 今考えやんと、いつ考えんねん
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